
春の成分
2017年3月31日 16:23
「暑さ寒さに強いです。お好きな方ご自由にお持ち下さい。」
近所で目にした貼り紙です。
張り紙の下には紫とピンクを混ぜた色の多肉植物が
植木鉢から垂れ下がるほど育っています。
その具合に時の長さを感じますし
大事にしていた事が解ります。
貼り紙の横にはビニール袋が掛けてあります。
植木鉢を楽に持って帰る為の心配りでした。
有り難く多肉植物を持ち帰り
陽の当たる鉢植えに植え換えました。
それからしばらく経って
御彼岸が過ぎても寒い日や雨の日が続いたりでしたが
春らしい晴れの日に貼り紙のあった場所で
畑を耕す方を御見掛けしました。
あれからお買い物へ向かう際は
その道を通る事にしていたのです。
声を掛けさせて頂くと「あ~多肉食物ね!」とおっしゃり
思った通りおおらかで人当たりの良い方でした。
大きな鉢に入れるとどんどん育つとの事だったので
しっかり根が付いた頃には
別の鉢植えに植え替えようかと思います。
食べられる事なども教えて下さいましたが
それにはびっくりでした。
生のまま食べるとの事だったので
早速家へ帰り食べてみました。
苦くはないのですが食感にアロエを思い出しました。
アロエは祖母が食べていたのを見たことがありました。
横のトゲの部分をとったものを
そのままシャキシャキと食べていました。
眼に入るみずみずしさに美味しそうだな~と
私も食べてみましたが
苦いっ!オエー。とかなるのです。
何故だか祖母が食べるものの色々は
美味しそうに見えました。
例えばきゅうりの漬物だとか小魚を干したものとか。
そのもの以上に美味しそうでした。
真似して私も食べるのですが当時の私にとっては
さほど美味しく感じませんでした。
何であんなに美味しそうだったのかなと思います。
多肉食物の事から枝分かれしたので
またまた多肉植物のお話に戻りますが
試した時に感じたのですがそのままでは
ちょっと食べずらいかもしれません。
いつものサラダにほんの少し加えるぐらいが
丁度いい気がします。
マヨネーズ・和風ドレッシングで試しましたが
胡麻ドレッシングが一番合うかと思いました。
今度またあの方にお逢い出来たら
そんな事をお伝えしたいなと思います。
頂いた多肉植物の名前を調べると「ブロンズ姫」でした。
根がしっかりしたら家の「星の王子」を
同じ鉢植えに移そうかなと思います。
「ブロンズ姫」と「星の王子」の結婚か~♪
多肉植物の名前には
「マサイの矢尻」「不死鳥」「錦怒帝王錦」など
名前だけ聞くとどんな形?と思う面白いものから
「十字星」「おぼろ月」「仙女の舞」などロマンチックなもの
「桃美人」「月兎耳」など姿や形に
なるほど!と膝を打つものなどです。
「牛角」に至っては思わず焼肉が食べたくなりましたが
勿論それとは関係なく凄く素敵なお花を咲かせていました。
2月に映画「たかが世界の終わり」を観に向かいました。
グザヴィエ・ドラン監督の作品は一貫しています。
描き方は様々なのに一貫しています。
強く想う事が完全に何かは勿論解らないのですが
どうしたって補えないものの存在がある事を
深く愛をもって映し出します。
吉祥寺の小さなギャラリーに展示されていた
カラスのオブジェを観に向かった日は
あいにくギャラリーはお休みでしたが
ガラス越しのカラスのオブジェはそこにあって
バスの中から眺めるだけでは見えなかった
眼の中の赤や足の爪の赤を見る事が出来ました。
やっぱり素敵な作品でした。
アナログフィッシュのライブへ向かい
音がここで鳴って歌がここで聴こえて
胸がズンズンしました。
momentsの歌詞の中「その瞬間を永遠に」とあります。
映画欲望の翼では「1分ってとても短いけど
長い時もあるわ」と言います。
進んでいるから蘇える時間があるのだと思いますし
一瞬や一時が支えとなる事だってあります。
なんて事を歌詞とも台詞とも全然違うところで
全く違う風に思ったりです。
久しぶりにtiny cafeへ向かいました。
お料理が本当に美味しかったです。
お店に置いてある雑誌の中にドニ・ラヴァンが居ました。
くわえ煙草で顔のアップが映し出された写真です。
あまりの渋さに思わず携帯でしっかり画像保存しました。
昨日はアートスクールのライブへ向かいました。
「大人になるから強くなるなんて事はなくて
体制が強くなるのであって大人になったって傷つく」
といった事を言っていました。
そしてそれでもいいと言っていました。
言葉が永遠になります。
私の胸に引っ掛かった針には返しがついています。
もう取れません。
今年はレストランけんぞうでの展示はありませんが
来年の春には展示をさせて頂きます。
昨年から描いている絵は6枚となり
今7枚目の途中なのですが
こちらが描き終わりましたら西村カメラ・写真工房+で
ポストカードにして頂こうと思っています。
その際は新作をこちらのportfolioにも
追加して頂きますで御覧頂けたら嬉しいです。
原画の展示は先になりますが
それまで変わらずコツコツと
向かい合おうと思っています。
春が遅くないですか?
早く春がスライディングしてきてくれないかしらん。




