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斜めと不在

2018年8月31日 16:08

真夏のピークが去った~♪

若者じゃなくても「若者のすべて」は最高です。

3年に一度開催の

越後妻有トリエンナーレへ向かいました。

空には丸まった雲と升目の稲穂と

工場のパイプや錆びたポストや

山影との距離だったり

迂回するシラサギとか

露草の青と緑の柿の実に

並走するトンボと用水路と

アドバルーンで

視界の一部が全体になるのです。

現地へ向かうまでが既に絵で

もう高鳴り止まらずなのですが

何しろ範囲が広大で

中里エリアはグッと絞って

清津川を眺めながら道なりを行き

清津峡渓谷トンネルへ向かいました。

全長750mのトンネル内部は青白く

合間には渓谷を眺められ

終点の水盤鏡は景観を反転して映し

一体化した自然と造形物が

今を捕えるのでした。

そこから松之山エリアへ向かい

前回諦めた森の学校を目指しました。

大きなパネルのアゲハチョウが

空と木々に溶け込みながらも

静かな迫力でこちらに飛び込み

入口にはヒグマのダンボール彫刻が

お出迎えです。

囲いなどが無いので

至近距離で眺めることが出来ます。

不思議な質感やユーモラスな表情や

佇まいをじっくり観れ

館内にある多くの鳥や動物のダンボール彫刻も

天井からぶら下がっていたり

台の上に鎮座していたりで

カラフルな色使いとバランスで

大いなる存在感でした。

蝶のコレクションブースでは

念願の色とりどりの蝶の標本に囲まれ

万華鏡の中に居るみたいです。

螺旋階段を登り切れば展望ブースとなり

一望すれば山並みの緑は

緑よりもより緑でした。

次は十日町エリアの現代美術館を目指します。

前回も観たのですが作品LOST#6が

今回も観たかったのです。

暗闇の中で光が映し出した影は

幻想的でありながらも生活や営みや

生命の匂いも感じます。

ゆっくりと変化する小さな光や

大きな影をただただ見ていると

自分の中の光や影を見ているようです。

キナーレ内は他にも多くの作品が展示され

ひとつひとつのひとりひとりの

込められたものに圧倒されるばかりでした。

道の駅ではレモンとイチジクの

苗木を買いました。

成長を楽しみつつ

また3年後の芸術祭を楽しみにしています。

この間スーパーでお買い物を終え

自転車で発進しようとしたところ

女性に声を掛けられました。

クヌギの木の下で何度かお話した

少年の親御さんでした。

親御さんはお逢いしたかったんですと

おっしゃり私もだったので

とても嬉しい気持ちになりました。

離れた所に恥ずかしそうな少年が居て

大きく手を振ったら

小さく振り返してくれました。

夏休みも終わりますし少年とは

なかなか逢えなくなってしまいますが

でもまたバッタリクヌギの木の下で

逢えたらいいなと思います。

先日はお買い物へ向かった先に

昆虫のガチャガチャがあり

結構リアルなカブトムシが出ました。

組み立てるタイプのもので

ベンチに座って組み立てていると

横にいらしたお爺さんが

「ちょっと失礼」と言いました。

顔を上げると「何を夢中でやっているのかと

思わず見ていたら虫?」

とおっしゃるのでカブトムシを手渡すと

「いやーよく出来てるな~」と

大笑いしているので何だか私も

笑ってしまいました。

この間は甥っ子が家に来ました。

夏休みの宿題のレポートに新聞記事が

必要との事だったのでごっそり手渡すと

甥っ子はびっくりしながら

凄く喜んでくれました。

自分の楽しみとしての事が

何かのお役に立てたのならそれは

本来の事以上に嬉しいことです。

そんな小さな喜びを

これからも小さく集めていたいです。

この間久しぶりに道端で

オケラを見付けました。

何とも可愛いフォルムでした。

火星から見た夕焼けは青いそうです。

黒い炎の夜の木々の中

小さくなった赤い星がありました。

晴れから雨になってまた晴れています。

金曜日ですが土曜日の恋人が聞きたくなります。

同じは無い今日限りに空の先を思います。

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