
夜の流転
2021年9月21日 21:16
「真夏のピークが去った~♪」
そして
「赤黄色の金木犀の~
香りがしてたまらなくなって♪」
なのです。
日も短くなりました。
季節の変わり目は
心に靄がかかったりしますが
空が「天才の愛」の
ジャケットにそっくりだったり
柚木の木にアゲハ蝶の幼虫を
発見したり(しかも5匹!)
ヒマラヤ杉の大木に抱きついたり
カナヘビと見つめ合ったり
電波塔が紫だったり
音や匂いや記憶だったり
そんなことがあるから
なんとかなります。
先日はうっかり声に出して
笑ってしまいましたが
小さな男の子が自転車に乗りながら
「オーマイパスタ!オーマイパスタ!」
と言っていて次に
「御唱和下さい!」
と言っていました。
思わずオーマイパスタ!
と危うく言うところでした。
別の日に見掛けた壁の落書きが
「へのへのもへじ」ならぬ
「へめへめくつじ」だったり。
他の日には公園で
小学生の男の子が結構な音量で
「麦わらの~帽子の君が
揺れたマリーゴールドに似て~♪
って!マリーゴールドが人間に
見えるはずないじゃん!幻覚だし!」
と言っていて
傍にいる同学年の女の子が
なんともいえない顔をしていて
なんとも可笑しかったです。
その日は公園内で
灰色のスズメガを見掛け
背中を少し触ったら
私の服に飛び乗ってくれて
私の好きが伝わったのかも!
とかもう思う存分思い込んだり
白いカタツムリも見掛け
ヒダがレースみたいだったりでした。
この間カミナリの音はせず
遠くで稲光だけが見えました。
ギザギザと激しく空を割ったり
雲の中で静かに光ったりです。
不規則な光をしばらく眺めながら
あなたはあなたわたしはわたし
と思うんです。
冷たい気持ちからではなくて
暖かい方で思っていたいです。
中村哲さんの本を読み始めています。
さよならポニーテールを聴いて
胸がグッとしていました。
絵はまだ途中です。
昨夜も月が綺麗でした。
月と並んで木星と土星も見えます。
今朝は今夜に備えて
お団子を作りました。
夜中に眼が覚めて
月を探す時があります。
そんな時は音の無い夜の中で
もう一回しっかり月を
受け止められる気がします。




