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底と奥

2017年4月30日 20:46

 

昨日の夕方は変化の激しい空模様で

外へ出てその様子を眺めていました。

右の奥の方にはオレンジ色の夕日があるのに

左の奥の方には灰色の雲が青空を隠していて

風も渦を巻いていますし怪しさ極まりなかったです。



今日の様な晴れの日は太陽よりも新緑が眩しいです。

街路樹の巨大椿はお花を落とし

その代わりみたいにハナミズキが

ピンク・白・ピンク・白の順番で並んで咲いています。

足元のツクシはいつの間にか少なくなり

タンポポの綿毛が多くなりました。



家のカポックは冬に元気が無くなったので

思い切って葉を全部切りましたが

今は小さな若葉が沢山です。

家の中の植物以外冬は大体のものが

枯れてしまいましたが春になればミントもザクロも

シークワーサーもちゃんとしっかり新しい葉を付けて

生まれ変わるから凄いです。



この間頂いた多肉植物も黄色いお花を咲かせました。

今年もサラダ菜・春菊・カブ・ニンジンの種を撒き

成り行きを見守っているところです。



風にあおられるアゲハチョウにも逢えました。

カナヘビにも遭遇しました。

カナヘビは茶色のトカゲです。

子供の頃は虫と遊ぶのと同じに

カナヘビとも遊んでいました。

家の周りにはダンゴムシスポット・イナゴスポット

ショウリョウバッタスポット・カナヘビスポットなど

様々なスポットがあったのですが(勝手にそう思っていた)

中でもカナヘビスポットが確実でした。

カナヘビを捕まえるのにはコツがあって

自分なりの方法があるのですが

トンボの捕まえ方・カマキリの捕まえ方と

要領は一緒です。

そしてこれが何かの役に立った事は

今まで一度も無いです。



この間は親戚の発表会へ上野文化会館へ向かいました。

宮沢賢治の詩に曲をのせて

フルート・ピアノ・歌声で奏でます。

この演奏会は5年ぶりとなりますが

その間に私の知り得ない日々があり

その中には色々な場面があったはずで

遅れてくるあれはああいう事だったのかなとか

きっとこんな想いだったのかなとか巡らせ考えます。

積み重ねの大切さ、表現の尊さ、

苦悩の先の光みたいなものを作品を通して

教えてもらった気分です。



航空公園のSLOW DAYSでは

Predawn・DENIMS・おとぎ話・シャムキャッツです。

Predawnの最中に風が横になびいて

桜の花びらとギターの音と歌声が流れて行きました。

あれから「霞草」をよく聞いています。

シャムキャッツの「AFTER HOURS」では

空に飛行機雲を見ました。

歌も一緒に飛んで行きます。

素敵な1日を過ごしました。



北村周一展「フラッグ<フェンスぎりぎり>一歩手前」

を観に吉祥寺美術館までです。

キャンバスにセメントを載せたような重厚なものや

黒の奥からはみ出すもの

水色のもの悲しさ

作品は様々でしたが統一された何かを見た気がします。



今日の夕方に母からメールが届きました。

「何という蝶?」と書いてあり画像が添付されていました。

そこにはオオミズアオです。

和名は「月の女神」。

子供の頃に1度だけ逢ったことがありました。

虫かごを持って急いで実家へ向かいしばらく眺めました。

儚い色です。

羽根は美しく触覚は筆のようです。

羽根を縁取る色と足の色が同一で

体は柔らかな真綿の白に包まれています。

ほとんどじっとしているのに

時々思い出したみたいに羽根をパタパタ動かして

その時キラキラして見えます。

心底美しいなと感じました。

辺りも暗くなりお別れの頃合いです。

かごから放つと家の周りを迂回してくれて

その後三日月に向かって飛んで行きました。

本当に「月の女神」だったのかもしれません。

素敵な出逢いの今日でした。



先日西村カメラへポストカードのお願いに伺いました。

出来上がりが楽しみです。



近所のスーパーでスピッツの「正夢」が流れていました。



小さな常々の出来事が

とてつもなく どでかく ぶ厚く

のしかかった個々に

情緒や機微も行き着く暇なく

入口と出口の眼で

心置きなく心に触る



チャットモンチーの「例えば、」で

予期しない5月にワクワクしながら

4月の最後を迎えよっと。



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